フリーランスのWebエンジニアと出会うための4つの方法!
日本の技術者不足は深刻化しています。
一方で、日々新たなWebサービスが次々に生まれており、技術者の中でも特にWebエンジニアの需要は高まっています。
企業の採用担当者も優秀なWebエンジニアの採用には頭を悩ませていることでしょう。
ここでは、Webエンジニアの採用が思うようにいかない採用担当者に向けて、フリーランスのWebエンジニアの業界における動向や活用のポイントについて説明します。
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Webエンジニアの近年の動向
業界動向サーチによる「インターネット業界の現状と動向(2020年版)」において、インターネット業界の過去11年間の業界規模の推移を見ると、特に2013年から著しく右肩上がりとなっていることがわかります。
2019年-2020年のインターネット業界の業界規模(主要119社の売上高の合計)は5兆5,366億円です。
2020年-2021年はコロナの影響もあり、一時的に落ち込む可能性はありますが、それを踏まえても、今のインターネット業界が、いかに勢いがあるかがわかります。
業界動向サーチは、市場では多様なWebサービスが展開されており、いずれも拡大傾向にあるとの見方を示しています。
特に、スマートフォンでのインターネット利用率が上昇したことが、業界規模を底上げした要因としてあげられています。
今後もしばらくは、インターネットの業界規模は拡大が見込まれるでしょう。
こうした背景に伴って、Webエンジニアの需要も今後ますます伸びてくることが予測されます。
特に、インフラの知識を身につけていて、フロントエンドとバックエンドの双方を使いこなせるフルスタックなエンジニアは将来性が高いといえます。
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Webエンジニアの採用が難しい理由
Webエンジニアの需要が、今後も高まっていくことはわかりました。
しかし、需要に対して供給は決して十分とはいえません。
Webエンジニアの採用に苦慮している採用担当者も多いでしょう。
ここでは、Webエンジニアの採用が難しい理由を考えてみましょう。
エンジニアの数が限られている
経済産業省が2019年3月に公表した「IT人材受給に関する調査」では、2018年時点ですでにIT人材は供給不足であり、今後ますます供給が追いついていかないという試算が出ています。
もちろん、この中にはWebエンジニアも含まれています。
つまり、エンジニアの絶対数が足りていないということがWebエンジニアの採用が難しい理由の一つです。
また、売り手市場の今、優秀なエンジニアほど高待遇で採用されています。
待遇に満足しているエンジニアであれば、積極的に求職を行うことはないでしょう。
技術的スキルを見極めることが難しい
特に採用担当者の、エンジニアに関する知識が薄い場合、採用のミスマッチが発生する可能性は高いです。
採用担当者が、現場の求める人材像を的確に把握できていないことが多いからです。
採用担当者の技術的な知識が必要十分でない場合、人柄やコミュニケーション能力、会社の文化に合うかどうかだけを判断し、技術力を二の次に考えてしまう傾向にあります。
しかし、現場の方では、多少コミュニケーションが苦手だとしても、技術力が優秀であればよし、とするケースも多いのです。
企業と待遇条件が合わない
経営層が優秀なエンジニアを採用する重要性を理解していない場合、求職者への高待遇を認めてもらえないこともありえます。
そうすると、優秀なエンジニアを集めることは難しいでしょう。
待遇面というのは給与だけでなく、福利厚生にも同じことが言えます。
住宅手当や家賃補助などの制度が設けられていないため、内定を辞退されるというケースも考えられます。
社内環境の整備も採用担当者にとっては、重要な課題かもしれません。
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優秀なエンジニアを見極める3つのポイント
環境適応能力がある
環境適応能力には、仕事への対応力だけでなく、職場環境への順応力や異なった価値観にも対応できる柔軟な思考力なども含まれます。
他者からの指摘を素直に受け入れられる、また、先入観で物事を見ないような人材であれば、入社後も企業風土に馴染むのにそれほど時間はかからないでしょう。
また、より早い段階で周囲とのいい人間関係を築くことができると期待できます。
そのような環境適応力は、たとえば、今まで人間関係で困ったことはあるか、年下の上司とも上手く付き合っていけるか、などの質問をすることで見極めることができるでしょう。
困ったことがあるようであれば、そのときにどのように対応してきたのか、その経験を入社後に活かせるかなどを聞いてみるとよいでしょう。
主体的にクライアントとのニーズを見つけられる
いかにクライアントのニーズを把握できるかも、エンジニアに求められる能力としては重要です。
エンジニアの中には、技術へのこだわりが強い人も多いです。
自分の担当機能へのこだわりを優先させてしまうあまり、スケジュールに遅れが生じてしまうようなことがあれば、クライアントにとっての損失になるかもしれません。
クライアントのニーズを読み取り、優先させられるかは大事な素養です。
これができるかどうか確認するには、ストレートに何のために働いているのかを聞いてみるとよいでしょう。
自分のために働いているのか、クライアントや会社のために働けるのか、そのエンジニアの持つ価値観が少しでもわかるはずです。
コミュニケーションスキルが高い
Webエンジニアにとっての一番の武器は、技術的なスキルであることは間違いありません。
採用側の企業からしても技術力が高い人材を求めていることでしょう。
そしてまた、コミュニケーションスキルも重要な指標の一つです。
優秀な人材は、技術力に加え、コミュニケーションスキルも高いです。
相手の立場に立って物事を考えられることや、双方向の理解ができるような意思疎通をすることが大切です。
コミュニケーションスキルが高いエンジニアは、チームにも馴染むのも早いです。
また、メンバー間のハブとして、チームにいい影響をもたらしてくれるでしょう。
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Webエンジニアを正社員で雇用することは難しいのか?
昨今、エンジニアは引く手あまたの転職市場になっています。
転職サービス「doda」の2021年1月レポート「doda転職求人倍率レポート」によると、IT・通信の求人倍率は、他の業種と比較して圧倒的に高く、2020年12月時点で、5.78という数字になっています。
全体の求人倍率平均が2.02ですので、IT業界の求人数が異常に多く、採用の難易度が非常に高いということがわかります。
Webエンジニアを正社員で雇用するのは難しいのかというとそうではありませんが、他の競合の求人も多く、そういった意味では非常に「難易度が高い」ものになっているのです。
このため、外国人エンジニアを採用する、あるいは地方エンジニアを採用するといった動きが出てきています。
実際に、法務省は2014年より「高度人材ポイント制による出入国管理上の優遇制度」を設けています。
これは、高度な技術を持つ(分野はITに限定されない)外国人の人材の受入れるために、技術のある外国人には、出入国在留管理の優遇措置を講じている制度です。
これにより、IT技術を持った外国人エンジニアには日本で働きやすい環境が作られており、非常に多くの外国人労働者が日本で生活しています。
毎年右肩上がりで伸びており、ベトナムや中国の人が多い傾向です。
他にも、地方にいるエンジニアを採用する動きも多く、予めリモート前提で勤務を出している求人も数多くあります。
しかし、このように、地方のエンジニアなどを雇う際に視野に入れていきたいのが、フリーランスエンジニアの活用です。
※参考:転職サービス「doda」 「doda転職求人倍率レポート」
※参考:法務省 「高度人材ポイント制による出入国管理上の優遇制度」
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フリーランスのWebエンジニアを活用するメリット
フリーランスのWebエンジニアとは、文字通り個人事業主として活躍しているフリーランスの人材です。
勤務してもらうという選択肢もありますが、リモートで活躍してもらう選択肢もあり、外国人のエンジニアや地方にいるエンジニアを活用している企業には、ぜひ一度考えていただきたい選択肢です。
では、フリーランスのエンジニアを活用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ハイレベルな層と出会える
フリーランスエンジニアは、非常にハイレベルであることが特徴です。
会社員のエンジニアは、案件を用意するのは会社の任務であることが多く、「仕事を取ってくる」部分まで担当しないことが多いでしょう。
しかし、フリーランスのエンジニアは自分で案件を受注するところから始めるため、個人でも案件を任せてもらえるレベルの仕事ができる人でないと務まりません。
そして、そのスキルを持った人材がフリーランスとして働いているので、ハイレベルな層と出会いやすくなります。
育成の必要がない
会社員のエンジニアであれば、会社の一員としての教育・育成や、エンジニアとしてのスキルアップができる環境づくりなどの対応が必要になります。
長期的に自社に合った人材や自社で活躍してくれることを見込んで成長させる必要があるからです。
しかし、フリーランスエンジニアであれば、自社に合う人間に育てる必要はないので、育成コストが下がり、納品物単位で関係性を築くことができます。
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フリーランスのWebエンジニアと出会うための4つの方法
では、フリーランスのWebエンジニアを活用するには、どのような出会いの方法があり、どうやって活用してくことができるのでしょうか。
人材紹介会社
募集要項について、事前にエージェントとすり合わせをしておけば、要件に合った人材をマッチングしてくれるため、求めている人材と出会える確度は高いといえます。
フリーランスとの調整はエージェントに任せられるため、採用担当者の業務負担は減らせるでしょう。
フリーランスエンジニア専門のエージェントには、HiPro Techがあります。
リファラル
リファラルとは、社員に友人や知人を紹介してもらう方法です。
必要な技術力を理解している社員に紹介してもらうことで、ミスマッチが発生しにくくなります。
また、媒体やエージェントとの調整の手間も省け、コスト減にもつながるでしょう。
直接のアプローチ
SNSを利用する方法です。
各種SNSに設けられたダイレクトメッセージ機能を用いて、個人へ直接アプローチを行います。
SNSへの投稿やプロフィールを通じて、その人材がエンジニアとして持っているスキルを把握しやすいというメリットがあります。
求人媒体
フリーランスエンジニア専門の求人媒体も存在します。
フリーランスのWebエンジニアを活用したいとすれば、媒体に案件を出すというのは有効な方法といえます。
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まとめ
Webエンジニアの需給状況や活用方法について解説してきました。
Webエンジニアは希少価値が高く、採用が難しいのが現状です。
優秀なWebエンジニアの獲得のためには、経営戦略などを根本から見直す必要もあるでしょう。
また採用だけでなくフリーランスの活用も視野に入れてもいいでしょう。
「HiPro Tech」には、専業でしっかりと案件にコミットメントできるITエンジニアが登録しています。
自社の求める条件に合ったフリーランスが見つかるでしょう。
ぜひご登録ください。