プラントエンジニアリング業界を変革し、長年の課題を解決する「ファストデジタルツイン」。急成長中のトップランナー企業を支えるフリーランス人材

2024.03.29 公開

プラントエンジニアリング業界を変革し、長年の課題を解決する「ファストデジタルツイン」。急成長中のトップランナー企業を支えるフリーランス人材

ブラウンリバース株式会社
代表取締役CEO:金丸 剛久様・最高技術責任者CTO:安本 直史様

【HiPro Tech導入のきっかけは?】

HiPro BizからHiPro Techへ。

新規にIT分野へ挑戦するため、必要不可欠なサービスだった

ブラウンリバースは、日揮(プラント建設業界最大手)から、カーブアウトした会社(設立2022年)で、工場の設備管理におけるDXプロダクトの開発、クラウドサービスの提供を行っています。

メインプロダクトの「INTEGNANCE VR」は、巨大で複雑なプラント(既存の石油プラント、化学系プラントなど)をインターネット空間に構築(デジタルツイン)し、その場にいるかのように視認できるシステムです。

実物そのままの3D画面にメンテナンスに必要な情報をヒモづけることにより、これまで多大な時間と人手を必要とした施設管理業務の効率化を実現させました。

デジタルツインを活用する発想は従前よりあり、その技術を持つ会社もありますが、従来よりも時間とコストを大幅に下げて提供しようというのが、私たちのビジネス(ファストデジタルツイン)のタネとなりました。

実は、ブラウンリバースの「INTEGNANCE VR」を事業化する前の構想フェーズの時には壁打ち役として、HiPro Biz(旧i-common)サービスを活用させていただいておりました。

その後、事業化して以降は、複雑なシステムの開発業務全般をHiPro Techサービスに伴走いただきながら事業を推進しております。(金丸様)

【HiPro Techを選んだ決め手は?】

次々と生まれる新規プロジェクトに即応し、難しい条件をクリアした人材を素早く、多数提案してくれた

ブラウンリバースがスタートしてから、CTOとして参画した私は、元々HiPro BizもHiPro Techも知りませんでしたが、HiPro Techのスピード感とご提案の多さは、他にない特色でそこが決め手になりました。

起業したばかりの当社は、毎月、違うプロジェクトが立ち上がり、とにかく業務が増えています。

メインの仕事に加え、これも追加、あれも追加、ダメだったら、違うことをやるという状態なので、スキルが高く、柔軟性があり、プロフェッショナルに仕事がこなせる人でないと、業務をお願いすることが難しかったです。

そうした要件を伝える中で、充分に対応していただけたサービスの1つがHiPro Techでした。

当社の仕事は、大きく分けて3つ。

まずはR&D(新機能などの領域の研究開発フェーズのプロジェクトがメイン)、ここは一番、流動的な部分です。

次に開発上流、要件定義やPM業務です。

何をつくれば良いのか、どのように開発すればよいのかを具体化し、開発を推進していく重要なパートです。

最後が実装部隊と保守運用。

特にHiPro Techに依頼をしていることが多いのは2つ目の要件定義のところです。

決まったものをきちんと実装する技術者は、他の外注、開発パートナーさん側で対応できるため使い分けている形です。(安本様)

【不安や迷いはありましたか?】

IT人材の確保という意味ではいつでも不安がある。しかし、いつでも人材を提案してもらえるという意味でHiPro Techは頼りになる存在

「不安はあるか?」と問われれば、それはあります(笑)。

どんどん増える業務を回していくだけの人をどうやって確保していくか、今いる技術者が継続的に当社ではたらいてくれるか。

この不安は、社員でも派遣でも、フリーランスでも変わりません。

業務委託だから辞めやすいといったことはないと思っています。

とはいえ、必要なときに、必要な人をタイムリーにご紹介していただけるHiPro Techの存在は、大きな安心材料になっています。

業務委託で外部の人に仕事を任せると、仕事のノウハウはその人に蓄積されていって、その人がいなくなったときにどうするのか?という問題を心配する人も多いと思いますが、この点は社員であっても同じことでしょう。

もちろん、外部の人だからこそ、ノウハウを当社内に蓄積することが難しいというシーンはありますが、その点は私たちマネジメント側で対策しなければいけないことだと思います。

ノウハウを共有する仕組みをつくったり、つねに新しい付加価値のある仕事を提供したり。

その意味で、現在、急成長している当社は、新しい仕事が次々に生まれている段階にあり、技術者にとってはおもしろい環境があるのではないでしょうか。(安本様)

【フリーランスエンジニアの活躍はいかがでしたか?】

社員かフリーランスかは関係なし。

 PMから開発メンバー、コンサルまで適材適所で優れた人材が活躍

現時点では5名の方が、それぞれ異なる部門で活躍されています。

たとえば、一人の方は、ブラウンリバースの基幹事業である「INTEGNANCE VR」の開発責任者をお任せしています。

これは、もともと私が就いていたポジションですが、他のプロジェクトを含め全体を統括するために、PdMとして立てる人はいないかと探していただいた技術者です。

この方は、会社を辞める3~4カ月前に、退社後の仕事の情報収集として、HiPro Techに登録したそうなのですが、すぐに当社を担当している営業さんの目に留まったとか(笑)。

「PM経験5年以上、SaaS開発プロジェクト経験あり…」など、難しい要件をクリアする希少な技術者でしたので、面談して即決しました。

「え、もう決まるんですか?」と大変驚かれていました(笑)。

期待以上に活躍していただいています。

他にも、工場を撮影したデータの処理を行うチームで活躍している方、R&Dチームで社員と一緒に動いてもらっている方など、適材適所の人材に助けられています。

エンジニアだけでなく、ITコンサルとして石油プラントのDXを担当した経験がある方も、クライアント向けの導入支援をお願いしています。(安本様)

【HiPro Tech導入後、課題は解決されましたか?】

増える受注、あふれる業務に対応できるようになり、会社の売上激増に貢献

第一の課題解決として、足りない人手を埋めるために動いていた私が、本来やるべき仕事に戻ることができました。

一時期は、撮影したデータを解析して処理する(デリバリー)作業まで私がしていましたから。

「INTEGNANCE VR」のメインの開発チームのマネジメントを任せることができたのも大きな変化で、目の前の仕事に忙殺されることなく、新規の事業開発案件や中期的なプロダクト戦略の策定に取り組めるようになりました。

フリーランスの技術者たちは、ほぼフルリモート勤務で、実は対面で会ったことのない人もいるのですが、プロパーのエンジニアたちと垣根なく、一人ひとりがスキルや経験を活かして仕事ができていると思います。

新規事業開発の業務はもちろん、納品までに必要なプロセス業務が滞りなく進み始めたことで、当社の売上も順調に伸ばすことができています。(安本様)

【HiPro Techを利用した感想は?】

成長中の企業を支える、希少な人材と出会える貴重な窓口

私たちの事業を一言で表現すると、グーグルストリートビューの産業版のようなものです。

高度成長期より日本経済を支えたプラントには、古い図面しかない、現場にいかないとどうなっているかわからないという状態が多く、まだまだアナログな方法で施設管理を行っている工場がたくさんあります。

その変革を目指しているのですが、私たちがやろうとしている事業を技術的に支える人材は多くはありません。

スキルと経験を持った技術者は希少であり、外に出る機会も限られています。

また、海外の人材を活用するには組織が成熟していないため、外部からの支援が難しい状況でした。

IT分野に新規参入した当社にとって、HiPro Techのようなサービスと二人三脚で走れることは大変ありがたいと思っています。

課題を抱えている会社に適切にアプローチしてくれる営業担当者が私たちには必要で、その尽力のお蔭でブラウンリバースの成長につながる人材と出会えました。(金丸様)

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