自分の可能性を広げることができたフリーランスというはたらき方

自分の可能性を広げることができたフリーランスというはたらき方

上原 僚馬 氏
職歴
Python、Djangoを使用したサーバーサイド系のシステム開発をメインに担当。過去には、自然言語から会話の意図解析のモデル構築や、人と仕事のマッチングのモデル構築など、機械学習系プロジェクトなども経験。フロントエンドからバックエンド、機械学習までの幅広い業務経験を活かし、今後は自分自身でWebサービスを立ち上げたいと考えている。フリーランスになったことで、フルリモートで勤務ができていることもあり、自己研鑽に当てる時間も増えたため、ニーズのある分野を調べ、そこに興味が沸けばスキルアップのためにも、Webサービス開発に挑戦してみたいと構想中。

専門性を磨き、キャリアの幅を広げてきた

2008年にIT系の専門学校を卒業して、地元のSIerに入社しました。自動車の組み込みやECサイトのパッケージ開発など、開発の仕事を7年ほど経験しました。1度転職し、人と仕事をマッチングするシステムの開発や、コールセンターに入ってくるお客様の問い合わせの意図を解析する機械学習系の案件を5年ほど経験。開発だけに携わっていたのではなく、各種機能の要件定義など、上流工程から下流工程まで幅広く対応することができます。2020年9月にフリーランスとして独立し、現在の案件に入っています。今後は、PythonやDjango系の案件をやってきたいと考えています。

DB系が強いと考えていて、特にシステム開発や機械学習でも、バッチ処理の時間短縮や、画面のレスポンス早くするなど、パフォーマンスをチューニングするといった業務が得意です。現在の案件でもBigQueryという、何億・何兆レコードのレスポンスを早くするという改修業務を担当し、レスポンスに数十秒かかっていたところを4分の1ほどの時間にまで短縮しました。

DBは、開発環境が変わっても必ず使用されるものですし、どのシステムにも無くてはならないものですよね。今後、AIや機械学習が台頭してもそれは変わらないですし、よりデータの重要性が増していくと私は考えています。そのため、これまでの経験を活かしながら、知識をアップデートし、この分野の専門性を磨いていきたいです。

付加価値を付け、期待に応え続けることがプロの仕事

クライアントに価値を提供していくという点においては、自発的に改善提案をすることを大切にしています。与えられた業務を遂行するのは当たり前で、+αで何か付加価値を付けていくことがプロの仕事だと思っていて。設計、実装、テストなどを終えた後に、実際に画面を触って、ユーザーがどんな視点で見るか、どのように使うのかといったことを、寄り道し確認しています。画面はどのような並びがよいか、レスポンスが遅い部分がないかなど、触ってみることで、改善するべきポイントを見つけ、提案し改修を進めるようにしています。

自分が違和感を持つ部分は、他の人も同じ感覚になると、私は考えています。そのため、ユーザー視点に立って、誰がどのように使って、どのように感じるのかを意識することが、より良いシステムを開発するためには重要だと考えていますね。

クライアントからは、スピードを求められていると強く感じますね。例えば、案件にアサインされてから、業務を任されるまでは物凄く早かったですね。初日に、企業の開発環境を作り、その日のうちに機能改修を始めましたね。未経験の分野もあったのですが、事前に環境や言語なども調べていてある程度はキャッチアップしていたので、対応することできました。

自発的に新しい知見を吸収し、チームへの還元を通じて、刺激を与えるということも、クライアントから私に期待されていることだと感じています。即戦力として活躍して欲しいということも感じるので、この期待に応えるということは日々意識していますね。

役割としても、システムのコアな部分の開発・改修を任せてもらえるようになってきていますし、直接お客様の考えを知れる方が、よりニーズに沿った開発ができるということで、打ち合わせにも参加させてもらっています。これは、自身に対しての期待も大きくなっている結果かなと思い、大変ありがたく思っています。その分、より成果で返すことが必要になると考えており、いい緊張感がありますね。

フリーランスという選択によって、自分が主体となる人生を設計するきっかけに

緊急事態宣言が発令され、リモートワークをしたことがきっかけで、フリーランスに興味を持ち始めました。エンジニアは、PCがあれば家で仕事をすることができますし、人の役に立つプロダクトを創ことができればお金が貰えるということに気づき、思考が変わりました。フリーランスになって、仕事をする場所は変わりましたが、お客様のためにシステム開発をするということは変わらないですね。

また、フリーランスになりたいと考えた理由に、時間や場所に捉われない多様なはたらき方をしたいということもありました。妻が個人事業主として、仕事をしているということもあって、そのフォローをしたいという思いもありましたね。妻自身も、私がフリーランスになることにはとても賛成してくれ、背中を押してくれました。子どもとの時間を増やしたかったというのも大きな理由です。ちょっとした業務の合間で、子どもと会話したり、遊んだりするなどのコミュケーションを取る時間も増えています。その結果、すごくパパっ子になってくれていて嬉しいですね。

フリーランスになったことで可能性が広がり、よりダイレクトにクライアントへ貢献できると感じていますし、自分が主体になって人生を設計していくことができそうとも感じていますね。周囲でもフリーランスでのはたらき方を考えているという人は何名かいて、フリーランスを目指す人は増えているという印象があります。フリーランスという選択が広がっていると感じますね。

調整役がいることでの安心感

始めてのフリーランスだったので、最初は不安もありました。「HiPro Tech」はパーソルグループという大手のバックグラウンドを持ちながら、サポートが充実していることが、良かったです。クライアントとの面談までのフォローも実際に充実していましたね。面談前に、クライアントの情報や面談でよく聞かれることなどもインプットしてくれ、クライアントが何を求めているかを適切に理解することができました。

  「HiPro Tech」は、直接業務委託契約という点が、他のサービスと差別化ポイントだと思うのですが、お金の流れを身をもって知ることができているので、とても良いと思います。私は、将来的にエージェントを経由しないで、クライアントと直接契約したいという思いがあるので、その練習ができていることはメリットですね。

クライアントとの直接契約となると、万が一トラブルが起きたときのことを考えると心配な点もありましたが、実際は営業担当者が丁寧にフォローしてくれるので、他のエージェントとは変わらないと思います。「直接業務委託契約」というワードの重さが、少し不安を助長しているのかもしれないですね。クライアントと私の間に、営業担当者が入って、さまざまな調整をしてくれるので、安心感はありますし、私にとってはメリットの方が大きいです。

※インタビュー実施日:2021年1月20日

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